どこかで、聞いたことが言葉を、ふと思い出しました。
この牛の蹄をご覧ください。
長い間、削蹄をしていないのでツメが伸び放題です。ツメの間にウンチもびっしり。
このようなツメをした牛が牛群にいませんか(笑)
じつは、分娩直前の牛です。

分娩予定日が来た日、起立するのが困難になり何か変だからと診療依頼。
頸管はまだ閉じていましたが、直腸検査をしたところ子宮体部が子宮捻転。。母体回転法にて整復。
翌日の早朝に分娩誘発実施。翌日は子宮捻転なし。明日分娩予定!
翌日、起立著しく困難。膣に手を入れて見ると再度子宮捻転。今度は用手にて捻転整復し無事に分娩。
大切な牛です。分娩で親と子、どちらとも絶対ダメにしたくない!子宮捻転を直す時はどこからともなく力が沸いてきます。
分娩時に蹄が伸びている→Ca代謝の変化から蹄靱帯が緩む→蹄低潰瘍の引き金→足が痛くなり食欲が落ちる→乾物接種量が低下し発情がこない→受胎が遅れる
大事なことは基本的なことを当たり前にすること!(削蹄)
次第に寝起きが悪くなり関節炎になると致命的となるかもしれません。
数日後、削蹄をしてもらいすっかり綺麗な蹄に。わたしたちがツメを切るように、牛も削蹄が必要です。

やっぱり蹄はこうでなくちゃ!
この牛は分娩してどれくらいで受胎するかな?
牛の血液を蹄の先端まで滞りなく循環させてあげることが大切です。



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